メニューを工夫

医師達

腎臓病の食事療法を行なう上で、たんぱく質の摂取を控えるということが大切になります。それと同時に、体内のたんぱく質が壊されないようにするということも念頭に置いたメニューにする必要があります。エネルギーの量が減ると、体内のたんぱく質を維持できずに壊れてしまいます。壊れたたんぱく質は、老廃物となってしまうため、その老廃物を処理するために腎臓に負担がかかるようになってしまいます。これでは、せっかくたんぱく質の摂取を控えたのに意味が亡くなってしまいます。たんぱく質の摂取は控えつつ、体内のたんぱく質を維持できるように、油分や砂糖を摂取してエネルギーを補給しましょう。過剰に摂取しすぎると他の内臓が疲弊してしまうので、適度な摂取が必要です。一日に必要なエネルギー量を下回らず、上回りすぎないという調整が必要です。

塩分を控えることが腎臓病の食事療法で最も重要です。一日の塩分摂取量は6gまでが理想と言われています。塩分を6g以内に抑える食生活をおくりましょう。そのためにまずは塩分を多く含む食品を把握しておく必要があります。ハムやソーセージといった食肉加工品は非常に多くの塩分が含まれています。また、ちくわやかまぼこといった練り物にも多くの塩分が含まれているので注意が必要です。味付けをするための醤油や味噌は減塩の物を使うようにしましょう。
塩っけが減ると、味付けがぼんやりして食べた気がしないという方もおおくいます。そのような場合は、食べごたえをアップさせるためにお酢やとうがらしなどの調味料を使うとよいでしょう。このような調味料で味付けを行なうことによって、味にパンチが出て食べごたえがアップします。美味しく無ければ続けることができませんし、なにより食事が楽しくなくなってしまいます。ちょっとした工夫で美味しく食事療法を行なうことができますので、楽しみながら腎臓病の食事療法を行ないましょう。